「医者の薬飲むな」週刊現代掲載で波紋 現場から反発の声「無用な混乱招く」 (1/2ページ)

2016.07.26

週刊現代が投じた医療シリーズ。波紋は広がる
週刊現代が投じた医療シリーズ。波紋は広がる【拡大】

★「医者の薬飲むな」徹底検証(上)

 週刊現代が8号連続で掲載した医療特集が波紋を広げている。「医者に出されても飲み続けてはいけない」とした薬特集では、一般的に広く処方されている多数の薬が危険視された。服用する患者らは不安を募らせる事態に発展し、現場の医師からは「無用な混乱を招いている」との反発の声も上がっている。 (三宅陽子)

 「もらっている薬は飲んではいけないのか…」

 千葉県松戸市の「松戸神経内科」で現在、服用する薬について、患者が主治医を詰問する場面が増えている。中には、深刻な面持ちで家族や友人から「飲んではいけないと言われた」と訴えてくる者もいる。

 「薬を飲む必要性について丁寧に説明すると納得していただけるが、『もう飲みたくない』という方も出ている」

 同院の高橋宏和医師はそう説明する。

 患者らが“不安の種”として挙げるのが、週刊現代が6月11日号から特集した医療記事だ。初回では「言いなりになっていたら寿命が縮みます」などの見出しとともに、生活習慣病などの治療に用いられる49種の薬を提示。次号以降も、薬の副作用にまつわる話などを紹介し、医療現場からは「異論」も上がる。

 「一番の問題点は、確率でいえば例外的な副作用を断りなく一般化し、全員に重篤な副作用が出るかのように印象を操作していることだ」

 高橋医師はそう語る。

 例えば、高コレステロール血症の治療薬クレストールは、横紋筋融解症を起こすことがあるなどとされたが、クレストールの添付文書に示された同症の発生確率は0・1%未満。確率で言えば1000人に1人以下だ。

 

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