『週刊現代』で波紋の「医者の薬飲むな」徹底検証 抜け落ちた“生活の質”の視点 (1/3ページ)

2016.07.27

週刊現代の特集は、医師と患者のコミュニケーションのあり方に一石を投じたとも言える(写真と本文は関係ありません)
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★「医者の薬飲むな」徹底検証(下)

 週刊現代が8号連続で掲載した医療特集。「医者に出されても飲み続けてはいけない」とした薬特集には、現場の医師から反発の声も上がる。

 「薬には治すという作用だけでなく、患者や介助者の『生活の質(QOL)』を良くするという側面もある」

 松戸神経内科(千葉県松戸市)の高橋宏和医師は、患者と接する上でそれは忘れてはいけない“視点”と感じる。

 例えば、国内で462万人(2012年推計)の患者がいるといわれる認知症。記事は、認知症の治療薬アリセプトについて「アルツハイマーの原因を叩く薬ではない」などと指摘した。

 「根本的に治すわけではないという指摘には同意する。しかし、認知症患者を診るにあたっては存命の間、多少なりとも生活の質が改善するかどうかも診ていかなければいけない」と高橋医師はいう。仮に、その患者の寿命が残り5年であったとしたら「その症状を半年遅らせるだけでも、患者や家族にとっては大きな意味を持つ」からだ。

 こうしたQOLの視点の重要性は、多くの治療でも同様だろう。

 高血圧治療に用いられるARBなどの降圧剤が使い続けてはいけないとされたことについて、五本木クリニック(東京都目黒区)の桑満おさむ院長はこう警鐘を鳴らす。

 

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