現役最古の奈良少年刑務所 ホテルとして活用へ 設計者の孫・山下洋輔氏「保存決まって本当にうれしい」

2016.07.29

山下洋輔さんらの活動が実り、民間活用される奈良少年刑務所
山下洋輔さんらの活動が実り、民間活用される奈良少年刑務所【拡大】

  • <p>山下洋輔さん</p>

 法務省は、明治時代に造られた現役最古の刑務所、奈良少年刑務所(奈良市)を廃止し、保存・活用するため民間の事業者を募集すると発表した。歴史的価値の高い建物は今後、重要文化財に指定される可能性もあり、複数の事業者がホテルとしての活用に高い関心を持っているという。

 建物は旧司法省技官の山下啓次郎氏が設計、1908年に「奈良監獄」として建てられた。重厚なレンガ造りで、ドーム屋根をもつアーチ型の表門が特徴的だが、老朽化が進み、耐震性にも問題があるとして、同省が耐震補強や新築移転などを検討していた。

 地元住民らは2014年に市民団体「近代の名建築 奈良少年刑務所を宝に思う会」を発足させ、設計者の孫で世界的ジャズピアニストでもある山下洋輔さん(74)が会長に就任。重要文化財の登録を目指して署名活動を展開していた。山下さんは夕刊フジに「残されることが決まって本当にうれしい」と語った。

 同刑務所は26歳未満の初犯受刑者を中心に収容しており、裁判中の被告を含め20日現在で404人(定員696人)を収容しているが、今年度内に収容を停止する。

 

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