まさに泡まつ…負けるとわかっていてなぜ“牛若丸”山口氏は出馬したのか (1/2ページ)

★山口敏夫都知事選立候補編

2016.08.11

山口敏夫さんになぜ出馬したのか聞いてみたい
山口敏夫さんになぜ出馬したのか聞いてみたい【拡大】

 今回の東京都知事選に懐かしい人が立候補していた。かつて“政界の牛若丸”と呼ばれた山口敏夫元労相。75歳。もちろん、だれも当選するとは思っていない。結果は、案の定、約1万6000票で第11位だった。まさに泡まつ候補だった。大臣までやった人が、なぜ負けるとわかっていて出馬したのか。

 山口さんは、「東京五輪の巨額な予算が見過ごされている。五輪利権は許さない」と訴え、五輪組織委員会の森喜朗会長らを厳しく批判していた。

 約20年前、東京協和、安全の旧2信用組合(ともに解散)の乱脈融資事件で背任、詐欺などの罪に問われ、懲役3年6月の実刑を受けた。「クリーンとは言わないが、私ほどの人間じゃないと、五輪の問題は解決しない」と連日、ジャンパー姿で生活優先の都政を訴えていた。本気だった。

 山口さんは「ライオンズマンション」で知られる大京の創業者・横山修二氏と親しく、その縁でわが麻布自動車に遊びにきていた。私とも妙に気が合い、よく一緒に飲んだ。

 40年前、世の中がロッキード事件一色だったころ、当選3期目の若手議員だった山口さんは河野洋平氏らと自民党を飛び出し、新自由クラブを結成した。

 その直前、「渡辺さんに頼みがある。目黒にある河野さんの家を買ってくれない? 新党結成の資金が足りないんだ」と言ってきた。私は約300坪の豪邸を3億5000万円で購入し、鹿島建設に頼んで高級マンションを建てた。

 山口さんとはゴルフもよくやった。1980年代、私がハワイのホテルを次々に買収していたころ、ハワイでゴルフもした。長尺のクラブを持って、まさに牛若丸のように動き回っていた。

 

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