中国の「爆買い」に代わる外国人消費の柱 日本商品に“越境通販”の波 (1/2ページ)

2016.09.03

爆買いの次は「越境通販」。旺盛な消費欲は健在だ
爆買いの次は「越境通販」。旺盛な消費欲は健在だ【拡大】

 中国の消費者がインターネットを通じて日本の商品を購入する「越境通販」が盛況という。円高などの影響で、訪日客の「爆買い」が下火となるなか、国は越境通販の市場規模が3年後には2兆円を超えると試算。外国人消費の新たな牽引役となるか注目されそうだ。

 「中国の消費パワーで世界を驚かせよう」

 昨年11月、中国のネット通販大手「アリババグループ」が展開した特売セールで、最高経営責任者(CEO)の張勇氏はこう呼び掛けた。

 BBCの報道などによれば、同社の通販アプリ「淘宝網(タオバオ)」は約1億3000万人が利用。特売セールには25カ国から4万の業者と3万のブランドが参加し、同社の売り上げは1日だけで約1兆7000億円に達した。

 「中国ではネットを通じた決済システムが普及し、若い世代は多くの商品をネット通販で購入する。特に日用品の需要は高く、安全で安心なモノを購入したいとの思いから、日本の物が人気だ」

 中国でネット通販が拡大する背景について、富士通総研主席研究員の金堅敏氏はそう説明する。

 こうした動きは、訪日客向けの売り上げが下火に向かう日本にとって大きな商機となりそうだ。

 日本百貨店協会の発表によると、7月の訪日客向けの免税売上高は前年同月比21・0%減の約146億円で4カ月連続で前年割れした。購買客数は同13・7%増となる一方、「売れ筋がブランド品から単価の安い化粧品などの日用品に移った」(関係者)ことなどもあり、客1人当たりの購買額は同30・5%減った。

 
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