【薄毛治療に革命】頭皮に直接注射で「明らかに毛が太くなった」 性別関係なく効果

2016.10.22

薄毛に悩む男性に朗報。画期的な治療法が登場した
薄毛に悩む男性に朗報。画期的な治療法が登場した【拡大】

  • <p>瀧川恵美医師</p>

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 遺伝の影響か、生活習慣が原因か。徐々に進行していく頭髪の抜け毛に悩む男性は多い。そんななか、一筋の光明がもたらされた。自分自身の血液を使うPRP療法と呼ばれる再生医療だ。これまで傷の治療などに用いられてきたこの技術を頭髪に転用したところ、めざましい成果が挙がった。男性以上に苦しみの大きい女性の薄毛にも効果をもたらすなど、大きな期待がかけられている。

 一連の研究を進めている、新東京クリニック(千葉県松戸市)美容医療・レーザー治療センター長の瀧川恵美氏(40)が、血液の血小板のなかに含まれる成長因子を用いたPRP療法を頭髪に使用したのは2010年。被験者は当時54歳の男性で、典型的な男性型脱毛症だった。

 「2〜3週間に1回の頻度で8カ月間、麻酔をした上で直接、頭皮に成長因子を注射したところ、明らかに毛が太くなった。男性型脱毛症は男性ホルモンが抜け毛の原因であるため、その後は飲み薬であるプロペシアを併用したところ、さらに効果が表れました」(瀧川氏)

 現在では性別に関係なく、抜け毛に悩む人々が瀧川氏のもとを訪れて、治療を受けている。

 瀧川氏は「小学生のころから全頭脱毛の状態だった女性は一時、ステロイドを用いて発毛を試みていましたが、副作用が強く継続が難しかった。だが、PRP療法は自らの血液を使用するので、その恐れも低い。1年半にわたって現在でも治療を続け、成果も上がっています」と話す。

 保険がきかない自由診療のため、注射する成長因子は1ccあたり3万円と安くはなく、1回の施術につき2〜6cc程度を要する。治療が一定期間に及ぶとその分、費用はかさむことになる。

 瀧川氏が最初に論文で頭髪への効果を証明したのは11年と日が浅く、「データを十分に蓄積して、追跡調査する必要があります」(瀧川氏)。課題は残るが、切実な思いを抱える人には朗報に違いない。 =おわり

 

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