夢じゃない?満員電車ゼロ 小池氏の政策ブレーンが掲げる「5方策」で利益も生み出す (1/2ページ)

2016.11.08

運転見合わせの影響で、乗降客でびっしり埋る都内のラッシュ風景
運転見合わせの影響で、乗降客でびっしり埋る都内のラッシュ風景【拡大】

  • <p>ライトレールの阿部等社長</p>
  • <p>「満員電車解消」のための5方策</p>

 豊洲市場問題で注目を集める小池百合子東京都知事の選挙公約の一つに「満員電車ゼロ」があった。選挙戦では「2階建て車両」ばかりが先行したが、小池氏の政策ブレーンは、電車の運行方法など「5つの方策」で、混雑解消が実現可能だと言い切っている。

 「東京の鉄道は世界で一番充実していて、『これ以上走らせることはできない』と思っている人は多い。だが、運行可能な本数はもっと多い」

 『満員電車がなくなる日』(角川SSC新書、近日改訂版を出版)の著書があり、小池氏のブレーンの一人でもある交通コンサルタント会社「ライトレール」の阿部等社長は、電車の運行本数を増やすことで混雑は解消できるとみる。そのために必要なのが“ロスタイムの解消”だ。

 例えば、始発駅にて、到着する電車とルートが競合する始発電車は、その到着を待ってから出発する。だが、進路の開通を告げる「青信号」が出てもすぐには走り出さない。車掌が発車ベルを鳴らしてドアを閉め、安全を確認した上で出発しており、一連の作業に30秒ほどかかるという。

 多くの鉄道各社は、ドアが無事に閉まったことを示す運転席のパイロットランプの点灯を“信用”せず、車掌らが目視で安全を確認してから出発することになっており、ここでも10〜15秒のロスが生じているという。

 「青信号と同時の出発とドア閉めと同時の出発により、運行間隔を縮めて運行本数を増やせる。『誤って赤信号で出発したらどうするのか』との指摘もあるが、その場合は強制的にブレーキがかかる保安措置がある。ドア挟みの事故を防ぐには挟み検知の感度を上げるほか、それでも出発した場合はセンサーで検知して緊急停止するシステムを導入する。できない理由でなく、できる方法を考え、安全を維持しつつ効率を上げるべきだ」

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。