夢じゃない?満員電車ゼロ 小池氏の政策ブレーンが掲げる「5方策」で利益も生み出す (2/2ページ)

2016.11.08

運転見合わせの影響で、乗降客でびっしり埋る都内のラッシュ風景
運転見合わせの影響で、乗降客でびっしり埋る都内のラッシュ風景【拡大】

  • <p>ライトレールの阿部等社長</p>
  • <p>「満員電車解消」のための5方策</p>

 現行の信号システムにも改善の余地があるという。鉄道は、路線をいくつもの区間に分けて信号機を配置。先行電車と後続電車が追突しないよう、1区間に2つの電車が同時に進入しないようにしている。

 この信号システムの位置検知や制限速度の指示をきめ細かくすることにより、安全に車間距離を詰められる。車間距離を詰めるには、加速とブレーキの性能向上も効果的だとみる。

 さらに、特急や急行、普通などすべての電車が止まる主要駅で一部を通過させることで運行本数を増やせるという。高速道路のETCの普及で料金所渋滞がなくなったのと同じ理屈だ。

 これら5つの方策により「首都圏の主要路線の朝ピーク1時間の運行本数は20〜30本だが、5方策により、終端折り返しのある路線で45本、そうでない都心貫通型の路線で60本まで増やせると計算できる。どこまでできるかは鉄道技術者の腕の見せ所。信じがたいだろうが、輸送力を2〜3倍にできる」

 それでも満員電車が解消できなければ、車両とホームを2層化し、1階と2階から同時に乗り降りできるようにすれば、輸送力はさらに高まるという。

 財源を確保するための案が「座席の有料化」だ。通常は座席を畳んでおき、座りたい人は読み取り機にパスモなどのICカードをかざせば、座席が降りる。座った時間に応じて課金され、自動改札機を通るときに精算する仕組みだ。

 「『満員電車ゼロ』はテクノロジーを投じ、安全を維持した上でやろうというもの。そのための投資、技術開発費はかかるが、商品価値が向上することで利益もしっかり生み出せる」と阿部氏は強調する。

 小池氏も評価する阿部氏が打ち出すアイデアの数々。「満員電車ゼロ社会」が実現可能な公約に思えてきた。

 

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