極めて異例! 県警、千葉大集団暴行で事件非公表、取材にも回答拒否のナゼ

2016.11.23

 千葉大医学部生の集団暴行事件で、千葉県警は発生日時、逮捕者の名前、逮捕容疑など事件にかかわる情報を一切発表しておらず、概要を問う報道各社の取材にも回答を拒んでいる。メディア各社は独自の取材結果を報じているが県警の姿勢は意図的に事件の表面化を避けていると疑われかねない極めて異例なものだ。

 県警捜査1課は、非公表の理由について(1)被害者の特定につながる可能性があり、嫌がらせなどが懸念される(2)共犯関係などの捜査に支障が生じる−としており、今後も報道発表の予定はないという。

 事案の非公表により、身柄の拘束という公権力の行使が正当だったか、といった外部の検証ができなくなる。被害者や犯行態様などについて誤った情報が流布される恐れも生じる。

 今回の逮捕容疑は集団強姦致傷で、起訴された場合は裁判員裁判の対象となり、無期懲役刑もあり得る重大事案だ。同じ強姦事件でも平成15年の「スーパーフリー事件」で警視庁は事案の概要を発表しており、対応が分かれている。

 立教大の服部孝章名誉教授(メディア法)は「公表しないことで誰が得をするのかといえば、犯罪に手を染めたとされる学生たちだ」と指摘。「『被害者への二次被害を防ぐ』という理由をつければ、一切の事案を明らかにしなくてよくなる。警察や行政が都合のいい判断で公表、非公表を決めるのは危険な兆候だ」と批判している。

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