生徒に勧めたい大学ランク 世界大学ランク39位の東大がトップ

2016.11.25

 今週は、全国の進学校・進路指導教諭705人のアンケート結果をまとめた「生徒に勧めたい大学」ランクを紹介したい。偏差値や地理、親の資力などの制約がない条件で、国公立大、私立大それぞれに5校を選んでもらい、最初の大学を5ポイント、次を4ポイント……として集計した。

 トップは2年連続で東大。2位以下に200ポイント以上の大差をつけた。タイムズ・ハイヤー・エデュケーションの世界大学ランクによると、東大は昨年より順位を上げたが、39位。トップはオックスフォード大(イギリス)で、アジアトップは24位のシンガポール国立大。アジアトップの座も遠いが、日本の大学トップに変わりはない。

 2位は91位の京大だから、かなりの差があり、東大の評価が高いのもうなずける。大学関係者は「国立大の運営交付金を国がカットしていることが響いているのではないか。東大がこのランキングで順位を上げていくのはかなり大変」という。

 近年の高校生は安全志向が強く、難関大にチャレンジしない傾向が顕著だ。教員には、果敢に難関大を受験してほしい気持ちがあるため、このような順位になったと考えられる。

 大手予備校の入試担当者は「上位の大学は、どこも就職がいいことが共通しています。大企業への就職者が多い。今は、保護者も受験生も就職を考えながら志望校を選んでいます。進路の教員が勧めたい大学も当然、就職を踏まえて選んでいます」という。

 総合大学が上位を占めるなか、7位に国際基督教大、10位に国際教養大が入った。いずれも単科大だ。進路指導教諭は「国際基督教大は古くからグローバル教育、リベラルアーツ教育を実施してきた伝統があります。東京五輪が間近で、ますます進むグローバル化時代のなか、人気を集めているのでしょう」と話す。

 ただ、ベスト10は、難関大ばかり。子供を進学させたくても、一筋縄ではいかないことは確かなようだ。

 ■安田賢治(やすだ・けんじ) 大学通信の情報調査・編集部ゼネラルマネジャー。1956年兵庫県生まれ。灘中高、早稲田大卒業後、大学通信入社。中高・大学受験の案内書・情報誌の編集責任者として大学合格や就職情報を発信。私立学校のコンサルティングにも協力。著書に『中学受験のひみつ』(朝日出版)など。

 

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