ヤクザの心理術 山口組四代目組長の伝説の口説き文句とは (2/3ページ)

2016.11.26

 ヤクザ特有の心理術は、恋愛からも見て取れる。

 山口組きっての武闘派として知られた柳川次郎・初代柳川組組長は、殴り込みをする際の決断はすべて「3分以内」だったとされる。これは「女の口説き方」にも共通していたという。

 〈「君と出会ったときから忘れられない。女は一生、あんただけでいい。そもそもあなたの○○が好きだ」としっかりと3分で伝えきる〉(同書より)

 これぞ、ヤクザ流の口説き方だと、下村氏は言う。

 「その場で覚悟を見せるのがヤクザのやり方。竹中正久・四代目組長は、『誰を殺してほしいねん。言うてみい』という伝説の口説き文句がありました。『おまえのためなら刑務所に行くことさえ厭わない』という覚悟を見せるわけです」

 出会いは豪快だが、意外にもその後の関係は繊細だ。

 山口組三代目若頭で山本健一初代山健組組長は、服役中には妻に、〈頑張って平気で帰宅しますから、安心して下さい〉といった手紙を送る「筆まめ」で知られた。山口組の金庫番と呼ばれた五代目山口組若頭の宅見勝・初代宅見組組長も、愛人との子供、さらには愛人の連れ子まで宅見姓を名乗れるようにしたという。

 「ヤクザは、『釣ったあとも餌をあげ続ける』。いざというときに自分のために死ぬことも辞さない人間が数多くいるのが良いヤクザなので、大物組長ほど、女性にも子分にも気配りをする。

NEWSポストセブン

 

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