栃木産「モクズガニ」を中国人が“爆買い” 背景に上海ガニの深刻な薬物汚染 (1/2ページ)

2016.12.08

栃木・那珂川のモクズガニ。中国人の食指が伸びる
栃木・那珂川のモクズガニ。中国人の食指が伸びる【拡大】

★奥窪優木氏リポート(上)

 中国人が日本のモクズガニ目当てに襲来し、爆買いしている。産地の1つ栃木・那珂川では中国語が飛び交っているという。背景には、かの国に出回る上海ガニの深刻な薬物汚染が…。ジャーナリストの奥窪優木氏がカニをめぐる時ならぬ騒動を2回にわたってリポートする。

 栃木県北部、那須岳を源とし、関東随一の清流と呼ばれる那珂川。その中流域で最近、どういうわけか、やたらと中国語が飛び交っている。

 「彼らの目当ては今が旬のモクズガニです。東京の中華料理店の仕入れ担当の人から一般の人まで、中国系のお客さんが大勢訪れている。5、6キロ買っていく人も珍しくなく、昼過ぎに在庫がなくなってしまうこともしばしばです」

 そう話すのは、モクズガニを扱う地元の水産業者の従業員だ。

 モクズガニとは淡水域にすむ食用のカニで、同じく今が旬の上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)と同属異種とされている。この従業員によると味もそっくりで、上海ガニが大好物の中国人にも支持されているという。

 モクズガニの相場は平均的なサイズの個体だと1キロ当たり3000円前後。一方の上海ガニは、「最も有名な産地である江蘇省陽澄湖産のホンモノなら、最低でも1キロ8000円くらいはする。さらに日本のお店で食べるとなると、その3〜4倍」(ジャーナリストの周来友氏)というから、中国人が日本でモクズガニを爆買いするのもうなずける。

 

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