「水素水」はただの水!? 国民生活センターが衝撃調査、メーカー側に反論聞いてみたら… (1/2ページ)

2016.12.27

国民生活センターが調査した「飲用水素水」と「水素水生成器」(同センター提供)
国民生活センターが調査した「飲用水素水」と「水素水生成器」(同センター提供)【拡大】

 ブームが続く「水素水」について、国民生活センターが実施した調査が話題を呼んでいる。飲用水素水として売られる一部商品で開封時に水素ガスが検出されないなど驚きの結果が出たのだ。水素水は「ただの水」との指摘もあるなか、企業サイドの“反論”を聞いてみた。

 調査は今年9〜11月に実施。ネット検索で消費者が目にする機会が多いと考えられる「飲用水素水」10銘柄と「水素水生成器」9銘柄について、水素濃度などを調べた。

 「飲用水素水」の調査では、開封時、水素ガスが検出されなかったのは2銘柄。パッケージに表示された充填(じゅうてん)時や出荷時の水素濃度より、実際の測定値の方が低かったのは3銘柄あった。

 こうした結果に飲用水素水の販売業者は“反論”も見せている。

 開封時、水素ガスが検出されなかったとされた「逃げない水素水36」(500ミリリットル)。製造する奥長良川名水の担当者は「私どもの商品は『開封後』に水素が発生する仕組み。体内に取り込むことによって発生するほか、開封2日目で水素が発生することも確認している」と説明する。

 同様の指摘を受けた「日田天領水」(同)を製造する日田天領水にいたっては、「(商品パッケージに)『天然活性水素水』との表示があるので調査対象となったようだが、そもそも原材料に水素ガスは入っていない。商品は『水素水』として売っていないのだが…」と困惑気味だ。

 一方、「水素水生成器」の調査では、生成直後、説明書などに表示された値より測定値が低くなるとされたのは3銘柄あった。

 その一つである携帯型「充電式高濃度水素水生成器」を販売する「日省エンジニアリング」の担当者は、「うちの製品は乾燥した状態で出荷しており、使い始めは(発生水素は)米粒ぐらいの気泡に止まるが、何度か使うことで濃度が上がる」と説明。水温などによっても濃度は変わってくるという。

 
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