大分、愛媛を結ぶ「豊予海峡海底トンネル」 有用だが工費高い (1/2ページ)

2017.01.07

愛媛県伊方町の佐田岬灯台。正面の大分県は間近に見える
愛媛県伊方町の佐田岬灯台。正面の大分県は間近に見える【拡大】

 新年ということで景気のよい話を。

 大分市は昨年12月22日、大分、愛媛両県を海底トンネルや橋で結ぶ「豊予海峡ルート」について、工事手法や費用、完成後の経済効果を試算した調査結果を公表した。このルートはフェリーで1時間以上もかかるが、新幹線なら片道38分で結ぶことができるという。

 私はバイクで愛媛・伊方町の佐田岬の先まで行ったことがある。ここから大分県の東端の佐賀関半島の関崎は、すぐそばに見える。たった14キロしかない。このあたりの海で獲れる関サバ、関アジも名高い。

 整備費は海底トンネルに新幹線(単線)を通す案が6800億円、道路(2車線)が6900億円、道路(同)と複線の鉄道の併用が1兆6450億円。橋を架けた場合は、道路(同)が1兆2830億円、複線の鉄道が1兆8070億円、道路(同)と複線の鉄道の併用が2兆5040億円。

 橋の費用はトンネルの2倍になるため、大分市は海底トンネル案を軸に国や県、四国各県に整備の必要性を訴える。特に鉄道では豊予海峡ルートの両端部分は東九州、四国新幹線の整備も必要になってくる。大分市は四国や関西と直接つながることでの経済的なメリットを強調している。

 大分市の佐藤樹一郎市長は、「国が1973年に基本計画路線とした大阪−四国−大分間の四国新幹線が最も現実性が高い」と、四国新幹線を整備計画路線に格上げするよう国へ働きかける方針。たしかに、関西からは関門トンネルを通ってくるよりも近くなりそうだ。

 
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