高カカオチョコに「脳の若返り効果」可能性も 内閣府「革新的研究開発推進プログラム」の中間報告

2017.01.19

(左から)内閣府の福嶋参事官、理化学研究所の渡辺ライフサイエンス技術基盤センター長、山川義徳PM、株式会社明治の伊藤研究本部長
(左から)内閣府の福嶋参事官、理化学研究所の渡辺ライフサイエンス技術基盤センター長、山川義徳PM、株式会社明治の伊藤研究本部長【拡大】

 内閣府は、日本を「世界で最もイノベーションに適した国」にするという目的のもと、国家重点プログラムとして「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」に2013年度より取り組んでいる。産業や社会に大きな変革をもたらす革新的な科学技術イノベーションの創出を目指し、公募で16人のプログラム・マネージャー(PM)を選出。さまざまなジャンルにおけるハイリスク・ハイインパクトな挑戦的な研究を続けている。

 その一つ、山川義徳PMが統括する脳情報プログラムは、国際標準化を進めるBHQ(脳の健康指標)の検証も兼ねた“開かれた科学”としてのチャレンジ「BHQチャレンジ」を多くの企業と進めている。今回新たに食品大手、明治と共同で高カカオチョコレートによる脳の健康効果に関する実証トライアルを実施。その結果、高カカオチョコレートに大脳皮質を厚くし学習機能を高める「脳の若返り効果」の可能性があることを確認。“見える化”に筋道を得たことを18日の中間報告会で発表した。

 山川PMは「今回の実証トライアルでは、45〜68歳の成人男女30人にカカオ分70%以上のチョコレートを4週間摂取してもらい、その前後の脳の健康度をGM−BHQ(大脳皮質の量)、FA−BHQ(神経線維の質)という2つの観点から評価した。高カカオチョコレートの新たな可能性を見いだすためのこれまでにない試みです」と解説。「この結果をもとに、人が健康診断の結果をみて生活習慣や食事内容を見直すように、常に自分の脳の状態を把握して予防したり改善したりできるような社会の実現を目指し研究に励みたい」と、次なる目標へのチャレンジを誓った。

 
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