【日本に迫るリスク】トランプ大統領誕生 世界とどう向き合うべきか (1/2ページ)

2017.01.21

昨年の伊勢志摩サミットに集まった各国首脳。安倍首相(中央)は今年のシチリア・サミットで存在感を発揮できるか
昨年の伊勢志摩サミットに集まった各国首脳。安倍首相(中央)は今年のシチリア・サミットで存在感を発揮できるか【拡大】

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 ドナルド・トランプ氏が20日(日本時間21日)、米大統領に就任した。西欧の首脳らと違って、安倍晋三首相は選挙中、トランプ氏を批判しなかった。いち早く個別会談もしたので、良い立ち位置にある。トランプ氏にとって、相対的に好ましい指導者であることは間違いない。

 ただ、米国のリベラル派から白い目で見られないように、米民主党人脈にも目配りをすべきだ。これまで、民主党政権と日本は悪いことが多かったが、安倍首相は上手に乗り切った。それを無駄にすべきでない。

 「トランプ氏の仲間だ」と言われないように、西欧の指導者たちと共通の価値観を持つところを見せておくべきだ。イタリア・シチリア島で今年開催される、主要国首脳会議(サミット)での安倍首相の主導権が期待される。

 ロシアとの交渉は簡単でないが、「プーチン大統領が辞めた後、日本にとってより好ましい状況はないだろう」ということだけは確かだ。

 中国では、胡錦濤前国家主席が幹部に蓄財を許すことで権力を維持し、貧富の差や資本流出が拡大した。習近平国家主席がそれを強く統制しようとしたのは正しいが、経済改革では日米などに助力を求めればよかった。不満をそらすため、勢力圏拡大という外交・軍事的成功を追った。現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」など、大東亜共栄圏の焼き直しだ。

 日米としては「軍事的覇権は絶対に許さない」という強い対応が必要だ。中国に対して、政治的には控えめだが経済発展を重視する高度成長期の日本のような生き方へ「アメとムチ」で誘導すべきだろう。

 

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