生活保護「なめるな」の考え方 不正受給放置なら崩壊の恐れ、見てられない左派の論理矛盾 (1/2ページ)

2017.01.25

「HOGO NAMENNA(保護なめんな)」と記されたエンブレム
「HOGO NAMENNA(保護なめんな)」と記されたエンブレム【拡大】

 「保護なめんな」と英字でプリントされたジャンパーが話題だ。神奈川県小田原市は、生活保護担当者が着用するには不適切だとして使用を禁止したが、ネット上では異論も出ている。

 このジャンパーは、職員が自腹で購入したもので、きっかけは、10年前に生活保護担当職員が、支給を打ち切られた受給者にカッターナイフで切られる事件だった。それでも不正受給は許さないという姿勢や連帯意識向上を示すために職員からの発案で作られたという。

 地方公務員は法律順守義務があり、不正受給は許せないといっているのに対し、テレビの左派コメンテーターは、人権を理由として表向き真面目な受給者を萎縮させないようにと言う。

 (1)不届き受給者の不正受給は見逃せない(2)真面目な受給者を萎縮させない−という2つの見方のどちらを優先すべきかという問題である。

 (1)の主張から見ると、(2)は暗に不正受給を見逃せといわんばかりだ。一方、(2)を主張する者は生活保護担当者が(1)にこだわるあまり適法な生活保護申請の受け取りも拒んでいるという。

 (1)の立場から、違法行為を防ぐためには、生活保護の現金給付を改めて現物給付にするという案も、自民党などから出ている。例えば、米国で低所得者向けのフードスタンプのようなものを日本にも導入するという考え方もある。最近の米国では、スーパーマーケットなどで使用可能な磁気カード型のものとなっている。

 ただし、日本の左派系は、現金給付を現物給付やフードスタンプに変更することさえ、受給者の尊厳を損なうとして反対する。

 
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