児童相談所は“迷惑施設”か…タワマン住民が猛反発「資産価値低下する」 市、設置計画撤退の裏事情 (1/3ページ)

2017.02.06

住民の反対で児童相談所の設置計画が撤回されたマンション=大阪市北区菅原町
住民の反対で児童相談所の設置計画が撤回されたマンション=大阪市北区菅原町【拡大】

  • <p>大阪市内の児童相談所の現状</p>
  • <p>大阪市の児童相談所の設置をめぐる経緯</p>

 ■「非行少年集まる」イメージ先行

 大阪市が昨年12月、同市北区のタワーマンション内に区分所有するフロアに「北部こども相談センター」(児童相談所)を開設する計画を撤回した。治安悪化やプライバシーの侵害を懸念するマンション住民から反対の声が相次いだためで、市は現在、別の候補地探しを余儀なくされている。近隣住民の反対といえば、保育施設を整備する自治体の計画に対し「子供たちの声がうるさい」と訴えて断念に追い込んだケースが記憶に新しい。虐待などから子供を守る児童相談所さえも“迷惑施設”との扱いを受けるようになってしまったのだろうか。(佐藤祐介)

 ◆「資産価値低下」

 「なんで、ここなんや!」

 昨年9月、大阪市北区菅原町にある超高層マンションで市が開いた住民説明会。全国でも例がないマンション内での児童相談所設置計画に、住民から反対意見が相次いだ。

 このマンションには市が区分所有するフロアがあり、市は低層棟1〜4階と高層棟3階に平成30年度から児相を設置する計画を立てた。以前は高齢者がスポーツなどを楽しむ施設が入っていたが、事業仕分けで26年度末に閉鎖し、現在は空きスペース。地下鉄の駅に近く、利便性が高いことなどから、市は「最有力地」と判断した。

 

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