三浦九段、復帰戦で一進一退の攻防 羽生善治三冠「非常に新しい将棋で対応に苦労」

2017.02.14

羽生善治棋聖との対局前、日本将棋連盟の佐藤康光会長(左)と話す三浦弘行九段 =13日、東京都渋谷区
羽生善治棋聖との対局前、日本将棋連盟の佐藤康光会長(左)と話す三浦弘行九段 =13日、東京都渋谷区【拡大】

  • <p>羽生善治3冠(左)と対局し初手を打つ三浦弘行九段=13日午前、東京都渋谷区の将棋会館</p>
  • <p>復帰戦開始前、目頭を押さえる三浦弘行九段=13日、東京都渋谷区</p>
  • <p>復帰戦で羽生善治3冠(右)と対戦する三浦弘行九段=13日、東京都渋谷区</p>
  • <p>三浦弘行九段(右)の復帰戦、相手は羽生善治3冠</p>

 コンピューターソフトの不正使用疑惑を指摘され、後に不正の証拠はないと認められた将棋の三浦弘行九段(43)は13日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われた竜王戦の予選で羽生善治棋聖(46)=三冠=に131手で敗れ、復帰戦を白星で飾れなかった。

 三浦九段は不正使用疑惑に絡み、昨年10月12日から12月末まで出場停止処分を受けたため、約4カ月ぶりの対局となった。

 自身43回目の誕生日と重なった三浦九段は午前9時半ごろ、将棋会館に到着。報道陣の「復帰、おめでとうございます」の声に軽く頭を下げた。2人はスマートフォンなど電子機器を持参しなかったが、両者の要望により、対局前に金属探知機を用いてボディーチェックを行った。

 約50人の報道陣が見守る中、三浦九段の後手番で午前10時にスタート。序盤から難解な手の応酬が続いたが、三浦九段はブランクの影響を感じさせない重厚な手で一時は優位に立った。終盤は一進一退の激しい攻防が続いたが、ミスも重なりあと一歩で勝利に届かなかった。

 三浦九段は昨年の竜王戦七番勝負の挑戦者に決まっていたが、出場が取り消される異例の事態となった。その後、日本将棋連盟に委嘱された第三者委員会は昨年12月、不正の証拠は認められないと発表した。

 ■三浦九段の話「終盤が難しくよく分からなかった。見落としもあったし、もっとうまい指し手があったと思う。これだけ長期間、指さなかったことはないので、(復調できたかは)分からない」

 ■羽生棋聖の話「際どい将棋で勝敗の行方は最後までぎりぎり分からなかった。非常に新しい将棋で、こちらが対応に苦労することが多かった」

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