「森友学園」問題での倒閣運動は無理筋 度が過ぎる「同じ穴のムジナ」現象 (2/2ページ)

2017.03.14

開校予定だった小学校前で、籠池氏(中央)は報道陣に囲まれた=9日、大阪府豊中市
開校予定だった小学校前で、籠池氏(中央)は報道陣に囲まれた=9日、大阪府豊中市【拡大】

 私は日本会議のメンバーではない。確かに、野党時代の安倍首相と松井氏を結びつけたのは日本教育再生機構であり、きっかけとなった大阪市内でのシンポジウムでは私が進行役を務めた。その後の居酒屋での懇親会では、もっぱら政治的なことが話し合われた。野党議員は「その場に、籠池氏がいたのではないか」と国会でも追及していたが、幼稚園の経営者が出席できるような場ではない。

 私は7年前、知人に頼まれて森友学園経営の幼稚園で講演した。前夜には籠池夫妻と食事もした。学園の関係者と会ったのは、この時だけだ。私は日程と条件が合えば、講演を引き受ける。講演先の詳しい事情を知らないことも多い。同学園もその1つだ。特別の関係があるわけではない。「疑惑のトライアングル」の中心に私などがいるという構図は、どう見ても無理がある。

 第2次安倍政権発足後、安倍首相や閣僚と「在日特権を許さない市民の会」(在特会)を無理やり結びつける報道が相次いだ。「友人の友人が、アルカーイダ」とは、昨年亡くなった鳩山邦夫元総務相の迷言だが、何人かを介せば誰とも繋がる。今回の騒動も同じやり口で、いい迷惑だ。

 ■八木秀次(やぎ・ひでつぐ) 1962年、広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業、同大学院政治学研究科博士課程中退。専攻は憲法学、思想史、国家論、人権論。第2回正論新風賞受賞。高崎経済大学教授などを経て現在、麗澤大学教授。教育再生実行会議委員、法制審議会民法(相続関係)部会委員、フジテレビジョン番組審議委員、日本教育再生機構理事長など。著書に『憲法改正がなぜ必要か』(PHPパブリッシング)、『公教育再生』(PHP研究所)など多数。

 

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