慰安婦問題で日韓合意挿入、南京事件の犠牲者数改善…中韓が非難 高校教科書、領土でも竹島と尖閣を日本の「固有の領土」 (1/3ページ)

2017.03.25

 文部科学省は24日、平成30年度から使用される小学校道徳と、高校(主に2年用)の各教科の教科書の検定結果を公表した。教科化に伴う道徳の検定は今回が初めてで、8社が申請した24点全てが合格。社会問題化する「いじめ」の解決に向けた教材を全点が扱うなど、文科省が目指す「考え、議論する道徳」への転換が図られた。高校では、戦後安全保障政策の転換点となった集団的自衛権の行使容認に関し6件の意見が付いた。

 申請のあった高校教科書213点も全て合格した。検定意見数は小学校道徳が244件、専門教科を除く高校教科書は4616件。主に高校2年で使う教科書の検定は現行指導要領で2回目となり、意見数は1回目より約26%減った。

 小学校道徳では、固有の検定基準として「言語活動」「問題解決的な学習」などへの配慮のほか、「節度、節制」「国や郷土を愛する態度」など学習指導要領が定める22の項目に照らして検定を実施。従来の民間の副読本や文科省作成の道徳教材で使用される定番作品が複数採用される一方、いじめなどの場面を設定し問題解決に向けた学習を促す教材も目立った。

 高校の公民などでは、安倍政権が行使容認を閣議決定した集団的自衛権について意見が相次ぎ、各社とも武力行使の新3要件を追記して合格した。近現代史で通説的見解がない事項の記述に、その旨を明示することなどを求めた26年1月改定の検定基準は、南京事件に伴う中国人犠牲者数など11件に適用された。

 日本の領土については、竹島(島根県隠岐の島町)と尖閣諸島(沖縄県石垣市)に触れた公民の教科書8点全てが日本の「固有の領土」と記載。また、日本史などの14点で領土に関する記述が初めて加わった。

 ■慰安婦問題、日韓合意挿入など3点修正

 慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に解決」されることを日韓両政府が確認した平成27年12月の「日韓合意」後最初の検定となった今回は、日本史Bの3点に日韓合意の記述を挿入するなどの修正が求められた。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。