山口組3分裂で血の抗争 「大義とは名ばかりの上層部の私利私欲」会見で痛烈批判 『任侠団体山口組』結成の舞台裏 (1/3ページ)

2017.05.02

新組織「任侠団体山口組」の織田代表(中央)=4月30日、兵庫県尼崎市
新組織「任侠団体山口組」の織田代表(中央)=4月30日、兵庫県尼崎市【拡大】

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 国内最大の指定暴力団山口組(神戸市灘区)の分裂抗争が新たなステージに突入した。山口組から離脱して結成された神戸山口組(兵庫県淡路市)の有力幹部らが4月30日、離脱し、新組織「任侠(にんきょう)団体山口組」を結成したのだ。幹部らは兵庫県尼崎市内の関係組事務所で異例の会見を行い、神戸山口組の井上邦雄組長らの組織運営や人事を批判。新組織は神戸山口組をはじめ山口組とも敵対しており、警察当局は三つどもえの抗争に発展する可能性もあるとみて警戒を強めている。

 「大義とは名ばかりの一部の上層部の恨み辛みの私利私欲であったという事実を目の当たりにしてしまいました」

 新組織ナンバー2の本部長に就任した元神戸山口組若頭補佐で真鍋組(尼崎市)の池田幸治組長(50)は4月30日、尼崎市の関係組事務所で開いた会見で神戸山口組について、こう痛烈に批判した。

 暴力団結成の記者会見は1984年、山口組4代目組長人事に反発した直系組長らが結成した一和会以来で極めて異例。池田本部長ら幹部7人は、テレビ局を除く報道陣約20人を組事務所に招き入れ、用意した文書を一方的に読み上げた。

 池田本部長らによると、新組織では組長を置かず、元神戸山口組若頭代行で山健組の織田絆誠(よしのり)元副組長(50)が代表を務める。拠点はまだ決まっていないという。

 

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