命の危険も…痴漢疑われ“線路逃走”続発 その行為自体に犯罪リスク、鉄道会社「絶対やめて」 (2/2ページ)

2017.05.08

通勤客らで混み合う駅
通勤客らで混み合う駅【拡大】

 命を落とす危険があるのも承知で線路へ逃げる心理について、立正大の小宮信夫教授(犯罪学)は「(通常は人が立ち入らない)線路なら逃げられると思っての行動ではないか」と分析。逮捕に至ったのは、4月25日に板橋駅で発生した事件の埼玉県川口市の男(41)だけで「この場から逃げたいとの思いから線路を走った」と供述した。

 警視庁の幹部は「逃げ得は許さない。今後も防犯カメラの画像収集など、逮捕に向けあらゆることを尽くす」と厳しい口調で話す。

 線路を走って列車の運行が乱れることになれば、鉄道会社からは多額の損害賠償を請求される可能性がある。無理やり逃げようとして誰かにぶつかり、けがをさせれば、傷害容疑などに問われる恐れもある。

 痴漢冤罪をテーマにした映画「それでもボクはやってない」で司法監修を務めた鳥海準弁護士(60)はさらに「身に覚えがなくても、強引に逃げるとそれ自体が犯罪になるリスクがある」とも指摘している。

 また、関与を否定しても、被害者が強く主張すれば認められてしまう傾向があり、「一度事務所に連れて行かれれば現行犯逮捕されてしまう可能性がある」と説明。「無理に逃げるのではなく、名刺を渡すなどして真摯に対応し、その場を立ち去ることが重要」と冷静な対応を求めている。

 

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