文春が「新潮」スクープ潰しか 中づり広告「盗み見」疑惑、トーハンが事前に渡す

2017.05.18

 出版取次業大手「トーハン」(東京)が、発売前の「週刊新潮」(新潮社)の特集や見出しが明記された中づり広告を、ライバル誌「週刊文春」を発行する文芸春秋に渡していたことが17日、分かった。週刊新潮は25日号で、同誌のスクープ記事を週刊文春に後追いされていたとする特集記事を掲載する。

 トーハンによると、中づり広告は、号ごとの仕入れ部数や、重視する配本地域を決めるための参考資料として、新潮社から受け取っていた。トーハンを訪れた文芸春秋の社員に貸しており、「契約上、秘密保持の指定がなく、文芸春秋の社員の要望に応えてしまった。情報の取り扱いについて配慮すべきだった。今後は取りやめる」と話している。

 週刊新潮25日号では、文芸春秋の社員が中づり広告をコピーしているとされる写真を掲載し、「スクープつぶし」されたなどと批判している。

 
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