北朝鮮、ミサイル3発発射!“狂気の後継者”金正恩の思惑

2012.01.13


軍掌握に躍起の正恩氏。今後も強硬姿勢が続くか(ロイター)【拡大】

 日米韓への挑発か−。北朝鮮が11日、日本海に向け、短距離弾道ミサイル3発を発射していたことが分かった。複数の日本政府高官が12日、明らかにした。金正日総書記の死去を発表した昨年12月19日に2発のミサイルを発射して以来。

 ミサイルはいずれも11日午前に発射された。旧ソ連製の短距離弾道ミサイルSS21を改良した移動発射式の「KN02」(射程約120キロ)とみられる。北朝鮮はKN02をさらに改良した地対空ミサイル「KN06」(射程100〜110キロ)を開発中。改良に伴い性能試験が必要となるため、今回発射したのはKN06だった可能性もある。KN02は射程が短いため日本には届かないが、即応性が高い固体燃料式で命中精度も比較的高く、韓国軍や在韓米軍にとっては脅威となるミサイルだ。

 後継の金正恩氏(29)による新体制では軍の掌握が最大の課題とされている。日本政府は今回のミサイル発射の意図を慎重に分析するとともに、北朝鮮がさらなる挑発行為に出てこないか、防衛省・自衛隊が警戒を強めている。

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