「性転換手術で法的に男性と認められた英国人男性がこのほど息子を出産し、英国初の“男の母親”になった」
英デーリー・テレグラフ紙が先ごろ、こんなややこしいニュースを報じた。
母になった男性の名前などのプライバシーは、生まれてきた男の子のために一切明かされていないが、ウエスト・ミッドランドに住んでいるという。
性転換手術のときに卵巣と子宮の摘出は行わず、「男として生きていながら子供も欲しくなった」ため、女性から男性になるときに行った性転換手術のときとは逆の女性ホルモンを取る治療で子供を産める体になったのだという。
この男性のパートナーが男か女かも公開されていない。
出産を担当した医師は「こうした例はアメリカで1件、スペインでも1件あるが、英国では初めて」だという。
アメリカでは4年前、女性から男性になったアリゾナ州のトーマス・ビーティーさん(38)が「妊娠した」と告白、女児を産んで、世界を仰天させた。
「子供がかわいそう」「まともじゃない」など批判も相次いだが、今月初めにはカナダのトロントで、複数の元女性の男性が出産をめざしホルモン治療を進めているとのニュースもあり、今後も男の母は増えるとみられている。
男としてバリバリ働きながら、子供も欲しい。これは女心のなせるワザなのか、それとも…。