北威嚇「日本列島が戦場に」 米軍基地、原子力施設、東京…名指しで脅す

2013.04.11


北は攻撃対象に東京を名指ししてきた【拡大】

 「わが国(北朝鮮)への敵視政策が日本にもたらすのは破滅だけだ」−。北の労働党機関紙・労働新聞(10日付)が、こんな許し難いタイトルの論説で日本を威嚇してきた。日本列島には多数の米軍基地、原子力施設が存在するほか、東京や大阪など具体的な地名を挙げながら、大都市への人口集中について指摘。戦争になれば「日本列島全体が戦場に変わる」と脅しているのだ。

 同紙は10日の論説で、「米帝の朝鮮侵略基地として領土を提供している」と日本を強く非難。「日本には数多くの米軍基地と原子力関連施設、軍事施設があちこちにある」と警告した。戦時中の広島、長崎への原爆投下についても触れ、戦争となった場合には「1940年代の核の惨禍とは比べられない莫大な被害に遭うことは避けられない」と、被爆者の心情を逆なでする身勝手な持論を展開した。

 東京、大阪、横浜、名古屋、京都と5都市の名前を具体的に挙げた脅しも繰り広げた。これらの地域に人口の3分の1が住み、特定地域への産業が集中しているため攻撃に弱いと指摘。「これは、日本の戦争持続能力が一撃で消滅する可能性を示す。日本が戦争の火をつければ、日本列島全体が戦場に変わる」と主張している。

 同紙は先月、米国が北に対して核兵器を用いた際には、「われわれは精密な核攻撃でソウルのみならずワシントンまで火の海にする」という軍幹部の発言を紹介した。今度は日本の首都を名指しし、火の海にすると威嚇してきたわけだ。

 論説では「戦争に加担する失策の結果を考え、分別を持って行動すべきだ」とも訴えている。北の狙いについては「日本の弱点をあれこれ挙げながら、実は日本側の断固とした態度を和らげようとしている。万全の迎撃態勢を脅威に感じている」(軍事評論家)との見方もある。

 弱い犬ほどよくほえるといわれるが…。

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