【経済裏読み】やはり嫌われ孤立していく中国と韓国…英BBC国家イメージ調査 (1/2ページ)

2013.07.29

 英国放送協会(BBC)の海外向け放送「BBCワールドサービス」は、各国が世界に与える影響が良いか悪いかを聴く調査を行い、インターネットなどで公開している。いわば国家のイメージ調査で、日本は例年、好感度上位組だ。ところが2013年調査で、日本は前年の1位から4位に転落。中国、韓国との足の引っ張り合いや、安倍晋三政権の経済政策・アベノミクスが理由のようだが、それでも4位にとどまったのは、日本の信頼の高さを示している。

 ■足を引っ張られても4位

 2005年に始まった国際世論調査で、BBCワールドサービスが企画し、カナダの民間調査会社グローブスキャンなどが実施。各国報道機関の協力で、昨年12月から今年4月の間、25カ国の約2万6千人を対象に、17の国・地域に対する印象を電話や対面で調べた。

 総合結果で、日本が「世界に良い影響を与えている」とした評価は51%と前年から7ポイント減少し、「悪い影響」は6ポイント増の27%。好感度が下がり、反感度が上がった。

 主な理由は中国、韓国に足を引っ張られたためだ。両国の日本への評価はもともと悪いが、今回の調査はさらに拍車がかかり、中国では「良い」の17%に対し「悪い」が74%。韓国は「良い」21%、「悪い」67%。両国とも前年より「悪い」が増え、尖閣諸島や竹島の領土問題、従軍慰安婦問題で、日本との摩擦が高まったことをうかがわせた。

 他国を見ると、米国やドイツでも日本の評価は下がった。時期的にみて、アベノミクスでの円安進行に伴う経済への不安感で、警戒感を持たれたようだ。

 ただ、政権交代という激震の時期にもかかわらず、日本は高い評価を維持したともとれる。

■中国は好き嫌いで2極化

 中国は前回の5位から今年は9位へと急落。この国は、好かれているか、嫌われているかがはっきり分かれているのが特徴だ。

 中国が援助しているナイジェリア、ケニアなどアフリカ諸国では高評価。パキスタンも高い。

 一方で欧米諸国での評価は軒並み昨年を大幅に下回った。昨年来、米国は中国からのサイバー攻撃に不快感を示し、EUはダンピング防止のために中国が設けた高い関税に猛反発している。中国は安全や貿易で主要国の反感を買っているようだ。

 日本、韓国ともに中国に対する評価は悪く、日本で中国の影響を「良い」としたのは5%、「悪い」は64%。中国は領海、領土で不当な権利を両国に対し主張している。これは当然だろう。

 

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