【暗躍列島を追う】新大久保〜西早稲田で展開される“韓国の反日ワールド”

★(3)

2013.08.16

 韓流ブームの熱狂が冷めた、東京・新大久保の職安通りに「高麗博物館」なるものがある。博物館といっても雑居ビルの7Fで、高麗時代の文物が豊富に展示されているわけではない。

 一番目立つのは、いわゆる従軍慰安婦像で、他は強制連行や戦中・戦後の民族差別に対するプロパガンダ文章や写真パネルで、何も知らない小、中学生が訪れたら「ごめんなさい」と土下座したくなる代物だ。

 1968年、金銭トラブルから暴力団員2人を射殺し、静岡・寸又峡にある旅館に人質13人をとって籠城した「金嬉老(きんきろう=無期懲役判決が確定)」を、いまだ差別と闘う民族の英雄としており、仮釈放、韓国送還後、かの地で殺人未遂と放火、監禁容疑で逮捕服役したことには触れていない。実に、ご都合主義というしかない。

 7月下旬には「鳥居としめ縄」と題する特別展をやっていた。「いずれも日本独自のものだと思われているが、稲作の伝播とともに中国から朝鮮半島を経て日本にもたらされた文化」との説明とともに、鳥の木彫りをてっぺんに飾った祭りのポール状の写真(全羅北道のもの)があった。それが「鳥居の起源」ということらしい。

 私に同行していた縄文時代の研究家N氏が「鳥居は伊勢神宮の神明鳥居が基本で、山王、三輪、両部など何種類もの形式があるが、韓国起源ではない。しめ縄は、戦前は白麻で作られており稲作とは関係ない。それに最近の研究では、稲作は縄文末期、九州から朝鮮半島に伝来したとの説が有力だが?」と問うと、館員はしどろもどろ。

 剣道をはじめ、柔道、華道、歌舞伎、俳句、和歌、忍者、刺し身まで、何でもウリジナル(=韓国起源)と言い募るお国柄だから、これもその類なのだろう。

 出口に、日本の戦争加害と共生を考える“フィールド・ワークガイド”なるチラシが50円で売っていた。

 「高麗博物館」から、戸山公園を経て、西早稲田の慰安婦プロパガンダ施設「女たちの戦争と平和資料館」に至るイラストマップなのだが、戸山公園に隣接する旧陸軍医学学校(現国立感染症研究所)の説明がすごい。ここでは89年、100体超の人骨が発見された。人体標本類であろうと推測されており、納骨施設も作られたが、これを「731部隊をはじめとする戦時医学犯罪の物証」と断定しているのだ。

 新大久保〜西早稲田を“反日プロムナード”に仕立て上げる気なのか。イラストマップをよく見ると「ガイド料5000円」と書かれており、あきれ果ててしまった。

 ■大高未貴(おおたか・みき) 1969年、東京都生まれ。フェリス女学院大学卒業。ダライ・ラマ14世や、PLOのアラファト議長などにインタビューし、95年にジャーナリストとしてデビュー。世界100カ国以上を訪問し、潜入ルポなどを発表。著書に「神々の戦争」(小学館)、「冒険女王 女一人シルクロード一万キロ」(幻冬舎)「日本被害史」(共著、オークラNEXT新書)など。

 

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