【新・悪韓論】韓国が越えられない日本文化の壁 反日的「国語醇化」の限界 (2/2ページ)

2013.10.24

 しかし、いまさら独自の新造熟語を考えだしたところで、一般国民が倭語とは思いもよらぬほど定着している言葉に代わることはできまい。

 「ナガヌンゴッ」(出口)のように、本来の韓国語で示そうと思ったら、とてつもなく長い説明言葉になってしまうだろう。学校の理科の時間に「火成岩」を「火が燃えてできた岩」と言い換えて教えた時期もあったが、結局は元に戻ってしまった。

 一国の言葉が、他国の言語の中に入っていくのは、文化力によるのだろう。日本語の日常会話の中に(和製)英語が多々あるのも、もちろん同じ理由だ。

 だから、日本語の中に入り込んでいる韓国語だってある。

 食品の名前は別にして、「チョンガー」(漢字表記は総角、未婚の男子の俗称)は、その代表だ。「チャリンコ」も元は日本語の自転車で、その韓国語「チャジョンゴ」がなまって逆輸入された言葉とされる。それに「ヤク」(暴力団用語で麻薬のこと)…あれ、他に思いつかないな。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書)、「悪韓論」(同)などがある。

 

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