デタラメ手話通訳、驚きの中身「さあ、パーティーを始めよう」 マンデラ氏追悼式

2013.12.13


オバマ大統領(左)の隣で“手話通訳”を行った男性だが、中身は支離滅裂だった(AP)【拡大】

 全世界に生中継された10日のネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の追悼式で、男性が“デタラメ手話通訳”を行った騒動の波紋が広がっている。当の男性は「幻覚を起こした」と弁明する一方、「手話のチャンピオンだ」とも話している。

 この男性はタマサンカ・ジャンティさん(34)。追悼式にスーツ姿で登壇、約4時間にわたってオバマ米大統領ら要人の演説内容を「手話通訳」した。しかし、ケープタウンの手話教育団体会長はAFP通信に「彼は完全な偽者で一つも手話になっていなかった」と指摘。別の団体関係者も「『ありがとう』も正確に伝えられなかった」と批判した。

 英デーリー・テレグラフ紙が、専門家にジャンティさんの手話の解読を依頼したところ、「さあ、パーティーを始めようぜ。大きな魚、小さな魚、段ボール箱! 確かに演説は退屈だ。でも大丈夫。もうすぐキスがやってくるから」など意味不明なフレーズが羅列されていたという。

 ジャンティさんは式典後、行方が分からなくなっていたが、12日に地元紙の取材に「日当85ドル(約8700円)で手話通訳を請け負った。統合失調症の持病があり、壇上で症状が出てしまった」と説明。「頭の中に天使の声が聞こえ、幻覚も見えた。意味が通じない手話になってしまい、とても申し訳ない」と謝罪した。一方で、地元のラジオ局によると、式典直後には「自分が“手話のチャンピオン”だと思う」と述べたという。

 南ア政府はジャンティさんが起用された経緯を調査するというが、「国葬の準備に追われているため、近日中の調査完了は不可能」としている。

 

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