習主席を揶揄? 北京紙1面に“不自然な”写真

2014.01.30


習主席の国家安全委員会主席の就任を「皇帝気取り」と揶揄するとみられる写真【拡大】

 【北京=矢板明夫】25日付の北京紙「新京報」の1面に大きく掲載された写真が「習近平国家主席を揶揄(やゆ)するものではないか」と中国のインターネットで話題を集めている。ポータルサイトの書き込みに「深読みしたくなる紙面づくりだ」「検閲をうまくパスした痛快な写真だ」とのコメントが寄せられている。

 新京報は1面で「習近平氏が中央国家安全委員会主席に就任」との見出しを付けたが、そのすぐ下に関連記事ではなく、北京市郊外の円明園で行われた氷祭りのリハーサルの写真を掲載した。清朝の皇帝の衣装を着た若者が宦官(かんがん)に案内されて登場し、エキストラの武将がひれ伏している。全員が靴底に車輪がついたローラーシューズを履いていることも目を引く。

 円明園の氷祭りは北京市内でもほとんど知名度のない小さなイベント。なぜ、迫力も美しさにも欠けるリハーサル写真を1面に掲載するのか、さまざまな臆測を呼んでいる。「国家安全委主席に就任し、権力をますます集中させた習主席を“皇帝気取り”と暗に批判する意味がある」「ローラーシューズを履いているから、(習政権の)足元がおぼつかないことを示している」との“解説”がインターネット上に寄せられた。

 新京報は改革派の有力紙として知られ、これまでにも保守派傾向を強める習政権を暗に批判する記事を掲載したことがあった。

 昨年1月、新京報の“盟友”の広東紙「南方週末」が当局に弾圧された際、新京報はグルメ欄に「南方の粥(かゆ)」と題するコラムを掲載。「熱い粥は勇敢な心を持っている」などと、グルメ記事には、しっくりこない表現を多く使った。中国語で「粥」と「週」はどちらも「ジョウ」と発音するため、南方週末を応援する意味が込められているともいわれた。

 

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