仏メディア「日本を激怒させる展示会」 波紋の仏漫画祭が閉幕

2014.02.03


2日、最終日を迎えたフランス・アングレーム国際漫画祭で「アジア館」の前を歩く若い女性たち(内藤泰朗撮影)【拡大】

 ■1万2000人署名

 【アングレーム(フランス南西部)=内藤泰朗】慰安婦をテーマにした日本と韓国の漫画作品の扱いが論議を呼んだ欧州最大級の漫画フェスティバル、フランスのアングレーム国際漫画祭が2日閉幕。「慰安婦の強制連行はなかった」とする日本側の出展は拒否され、韓国側の出展だけが認められた事実を地元紙は詳しく報道、文化交流の場が政治論争の舞台になったことへの疑問も示唆された。

 「日本を激怒させる展示会」−。こう題する記事を掲載したのは、中道左派のオピニオン誌ノーベル・オブザバチュア。

 日本政府が韓国政府の展示に懸念を表明したほか、日本女性でつくる非営利団体が日本人1万2000人分の署名を集め、展示に反対する嘆願書を日刊紙シャテント・リーブルに送付してきた事実を紹介した。

 また、ある日本人女性実業家が「慰安婦の存在は否定しないが、旧日本軍に強制連行されたことはなく、(韓国側の漫画は)虚偽の物語にすぎない。韓国政府は、漫画祭を政治的に利用した」とする書簡を同紙に送ってきたことも報じた。

 地元紙シュド・ウエストは「漫画祭が国際情勢に直面するのは初めてだ」と論評した。

 ■広がるプロパガンダ

 展示を拒否された日本の実業家、藤井実彦氏(41)ら「論破プロジェクト実行委員会」のメンバーらも2日、「私たちも慰安婦の存在は認めており、極右団体とは違う。韓国政府の政治プロパガンダがここまで進んでいるとは思わなかった。反論の機会は設けなければならない」などとする声明文を発表した。

 

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