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中国の習近平国家主席と、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領による、新たな中韓関係となって約1年。日本に対する中韓合作での“暴挙度”は飛躍的にレベルアップしている。
今年1月、安重根(アン・ジュングン)義士紀念館(中国語で『記念館』は『紀念館』と記す)が、日本の初代内閣総理大臣で、初代韓国統監を務めた伊藤博文が暗殺された中国黒龍江省ハルビン駅に開館した。
朴氏が昨年6月に訪中した際、同駅での記念碑設置をおネダリし、習氏がそれに応えた格好だ。中国政府は、安倍晋三首相による昨年12月の靖国神社参拝を受け、当初の「記念碑」設置予定を急きょ格上げし、「記念館」設立へと踏み切ったらしい。
記念館の開館式典では、黒龍江省の副省長が「安重根は1世紀以上、人々に慕われてきた」などと語ったが、嘘くさい。では、なぜ遺骨が発掘されないどころか、葬られた場所すら不明なのか?
中国外交部の洪磊副報道局長は開館翌日の定例会見で「安は著名な抗日の義士であり、中国人民の尊敬を受けている」と、いつものこわもてで押し通したが、これもおかしい。最近まで、中国メディアの大半は、安重根を呼び捨て(時々、抗日烈士)にしており、呼称がいきなり「義士」に昇格したのをどう説明するのか?
そして、韓国外交部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官も「わが国はもちろん、国際的にも(安重根は)尊敬を受けている英雄だ」と、ファンタジー発言を披露してくれた。




