中国“影の銀行”に絡む破綻ドミノ危機 ほぼ毎月にデフォルト危険日 (1/3ページ)

2014.02.21

 中国経済が末期症状となりつつある。経済指標が軒並み悪化するなか、金融市場でも、正規の銀行融資を経由しない「影の銀行(シャドーバンキング)」に絡む破綻ドミノが倒れ始めた。市場関係者は、中国経済への警戒を強めており、高利回りをうたう「理財商品」について、次のデフォルト(債務不履行)候補の日付と規模を記した「破綻危険日リスト」も作成されている。

 「中国PMIショック」が再び世界の市場を襲った。英金融大手HSBCが20日に発表した2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は48・3と2カ月連続で景況判断の節目となる50を下回り、1月の数値(改定値49・5)からさらに落ち込んだ。

 雇用に関する指標が5年ぶりの低水準に落ち込んだほか、生産や新規受注が減少、出荷価格や仕入れ価格が下落するなど、調査項目が軒並み悪化した。

 これを受けて、20日の東京株式市場で、日経平均株価の下げ幅は終値で300円を超えた。1月の中国製造業PMIが発表された際も世界同時株安や新興国通貨の暴落を招くなど、市場不安の震源地となった。

 厳しいのは製造業だけではない。HSBCが公表した1月の非製造業PMIは5年ぶりの低水準で、サービス部門PMIも2011年8月以来の低水準だ。

 HSBCの中国担当チーフエコノミスト、屈宏斌氏は2月の製造業PMI低下を受けて、「中国政府がこれからの1年で成長ペースを維持するよう政策を微調整すべきで、それは可能だろう」とコメントしているが、各種の景況感指数からみると、失速を回避するのは簡単ではなさそうだ。

 

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