マレーシア機不明、機長犯人説に国内真っ二つ 政府の情報操作との声も… (1/2ページ)

2014.03.24


犯人説が浮上するザハリエ機長だが、情報操作を指摘する声も(共同)【拡大】

 北京に向かう途中、忽然と姿を消したマレーシア航空機をめぐり、国が“真っ二つ”の様相だ。同機を操縦したザハリエ機長(53)の犯人説が取り沙汰される一方で、機長の名誉回復を訴える運動がわき起こっている。消息不明から2週間以上が過ぎ、不正確な情報が多いマレーシア政府に「情報操作をしているのではないか」との疑いも消えず、混とんとした状況が続いている。

 一体、何があり、どこに消えたのか。英メディアは23日、マレーシア機が離陸する直前、偽造した身分証明書を利用して購入した携帯電話で、「謎の女」がザハリエ機長に電話を掛けていたと伝えた。同国の捜査当局は事件にテロ組織が関与している疑いが強くなったとみており、機長の行動を把握するため、機長の妻からの事情聴取を本格化させるという。

 これまでも疑惑の目を向けられてきたザハリエ機長。自宅に特殊な運転訓練が可能なフライトシミュレーターを持ち込んだり、フライト直前に家族を引っ越しさせたり。反政府集会を呼びかけ、政権に批判的なアンワル元副首相の熱烈な支持者だったともいわれる。そのアンワル氏はマレーシア機が消えた前日の7日に、同性愛の罪で控訴審で有罪判決を受けており、「機長は政府への抗議のため、航空機を乗っ取って自殺を図ったのではないか」(消息筋)ともささやかれた。

 だが、元同僚は「犯人扱いだ」と猛烈に反発する。同期のパイロットだったフズラン・フサイン氏(55)は「どうして操縦士が休日にフライトシミュレーターをやってはいけないのか」と憤慨。機長の操縦の腕は確かだと強調し、「30年以上知っているが、金銭や飲酒の問題もない。多趣味で楽しい男だ」と説明する。ネットでも、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「フェイスブック」上に、「Justice For Captain Zaharie−(ザハリエ機長に正義を)」と題された機長の名誉回復を呼びかけるアカウントが出現し、擁護論が広がる。

 

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