【新・悪韓論】マルクスが予言した“悪い資本主義国”そのものの韓国と南北統一 (1/2ページ)

2014.03.27


ソウルにある安重根の像【拡大】

 日本の初代内閣総理大臣で、初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)が、獄中で書き残した『東洋平和論』は序文で終わっている。その序文を読めば、いわゆる「国家革新」の思想はおろか、その意気込みもない。

 近代的な自前の産業はなく、国家防衛に当たれる能力を持つ軍隊もない中で、王族・両班(ヤンバン=貴族)の不正と腐敗が跋扈(ばっこ)した大韓帝国。その国をどうするのかという発想はないまま、清国と日本と大韓帝国が手を組んで、欧米に当たろうと言うのだ。

 百余年経た今日、朴槿恵(パク・クネ)大統領は「ユーラシア・イニシアチブ」を語り、「今年は南北統一が大当たり(大きなチャンス)」と叫んでいるが、その国の現状はどうなのか。

 現代的な自前の技術はなく、軍は事故ばかりで稼働率の低い兵器を抱えている。その一方で、財閥と官僚が横暴を極め、低賃金の非正規職労働者や失業者ら、プロレタリアがあふれている。マルクスが予言した“悪い資本主義国”の姿そのものだ。それなのに「ユーラシア」「統一」…。安重根に似ている。

 北朝鮮が経済的に瓦解(がかい)すると、ドイツがそうであったように、明日にも統一が実現する可能性が…。日本でも、韓国でも、こんな近未来シナリオが常識のように語られていることが、私には不思議だ。

 北朝鮮が豊かだったことは、戦後一度もない。常に貧しかったが、よろめきつつ続いてきた。貧しさに耐久性がある国であり、不満分子は完全に隔離されている。宮廷革命ならともかく、体制転覆の革命=国家としての瓦解は容易に起こるまい。いや、瓦解したとしたら、中国がいち早く北全土を掌握するだけのことだろう。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!