【断末魔の中韓経済】共産党の権威追求が招いた中国の環境破壊 日本のように解決はできない (2/2ページ)

2014.04.02

 3月上旬の全国人民代表大会で、李克強首相は政府活動報告として「貧困に宣戦したように、汚染問題との戦いを断固として宣言する」と大見得を切った。とはいえ、中国共産党が環境問題の解決を図ろうとした場合、経済成長率の低迷を覚悟しなければならない。そして、共産党は自らの権威失墜を意味する成長率の引き下げを認めることはできない。

 何しろ、中国共産党が「支配者」として君臨するためには、中国を経済発展させる(あるいは『させた』)という権威が必要なのだ。そもそも、中国の環境がここまで悪化したのは、共産党政府が自らの権威づけのために「環境を無視した経済成長」を追求したためでもある。

 経済成長と環境破壊が密接に結びついている以上、中国の環境問題は「構造的」に解決が不可能だ。中国人民は日に日に腐界化が進行する世界の中で苦しみ続ける。皮肉な話だが、彼らの問題を解決する術としては、それこそ「共産革命」くらいしか思い当たらない。

 ■三橋貴明(みつはし・たかあき) 1969年、熊本県生まれ。経済評論家、中小企業診断士。大学卒業後、外資系IT業界数社に勤務。現在は株式会社「三橋貴明」事務所社長。著書に「日本大復活の真相」(あさ出版)、「いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由」(ワック)、「愚韓新論」(飛鳥新社)など多数。

 

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