朴大統領“得意技”の閣僚更迭で難局突破? 沈没事故で相次ぐ不手際、問題行動… (1/3ページ)

2014.04.22

 韓国・珍島(チンド)沖の旅客船「セウォル号」沈没事故は22日、発生から1週間となった。韓国政府の対策本部は同日、死者が計108人、安否不明者は計194人と発表した。不手際が相次ぐ朴槿恵(パク・クネ)政権に対し、不明者家族や国民の視線は日増しに厳しくなっている。朴大統領はこれまで、政府幹部らのクビを切ることで難局を乗り切ってきた。今回も“得意技”を炸裂させるつもりなのか、政府幹部を叱責する姿が目立ち始めている。

 「常識的に到底納得できず、殺人のような行為だ」「政府に対する国民の不信は大きい。苦境に陥った国民に信頼を与える公務員の責務をおろそかにするのであれば、存在する理由がない」

 朴氏は21日の首席秘書官会議でこう語り、部下に安全管理システムの徹底的な検証を命じた。「存在する理由がない」とはクビ予告ともいえそう。聯合ニュースは21日、こうした朴氏の姿を「激怒」と報じた。

 日ごろ、ポーカーフェースの朴氏がここまで必死になっているのは、6月4日に統一地方選を控えるなか、政府の事故対応が猛烈な批判を浴びているためだ。

 事故発生当日の16日、安否不明者家族が珍島の体育館の床に座って待機するなか、徐南洙(ソ・ナムス)教育相は専用の椅子に座ってカップラーメンを食べて、「不適切だ」と批判された。

 安全行政省の宋英鉄(ソン・ヨンチョル)監査官(局長級)は20日夕、死者の名前が書かれたボードの前で記念写真を撮ろうとして、家族に「それでも人間か」と糾弾され、更迭された。

 

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