韓国船沈没事故、船会社の実質的オーナーは「億万長者の写真家」で「宗教家」 (1/2ページ)

2014.04.24


殺人罪適用も視野に当局の調べを受けるセウォル号船長(中央)=19日(AP)【拡大】

 300人超の死者・行方不明者を出す大惨事となった韓国・珍島(チンド)沖の旅客船「セウォル号」沈没事故で、現地の捜査当局は、逮捕した船長のイ・ジュンソク容疑者(68)らに殺人罪の適用も視野に入れて調べている。また、現地メディアが、セウォル号を保有する船会社の実質的オーナーと過去に集団自殺事件を起こした新興宗教との関連性を報じるなど事態はあらぬ方向へも進みだした。

 163人が死亡し、139人が不明になっている沈没事故(24日現在)。中央日報は23日、現地の捜査本部が、船長のイ容疑者ら航海士などに「不作為による殺人」容疑を適用する方向で綿密に検討していると報じた。15人の船舶職乗務員が誰ひとり乗客の救護措置をとらなかったことを問題視し、捜査本部の関係者の発言として「彼らに対して殺人罪が適用できるかどうかを判断するために判例と法理を調べている」と伝えた。

 イ容疑者らは、すでに特定犯罪加重処罰法違反容疑で逮捕され、最高で無期懲役になる可能性が指摘されているが、新たに殺人罪が浮上した背景には、朴槿恵(パク・クネ)大統領が、「船長と一部船員の行為は殺人と同じだ」と発言したことが影響しているとみられる。

 一方、セウォル号を保有する「清海鎮(チョンヘジン)海運」の捜査を進める検察当局は23日、同社の実質的オーナーである兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏(73)の自宅など関係先約10カ所を家宅捜索し、系列会社13カ所の役員約30人を出国禁止処分とした。

 

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