【桜井紀雄の劇的半島、熱烈大陸】韓国、旅客船沈没で「日本見習え」…最後までとどまった船長、救助率96%、番組対応まで称賛 (1/3ページ)

2014.04.28


旅客船セウォル号の沈没現場付近で続けられる安否不明者の捜索活動=19日、韓国南西部・珍島沖(共同)【拡大】

 沈没で高校生ら約300人の死亡・行方不明者を出した韓国旅客船「セウォル号」が日本で製造されたことは韓国で大きく報じられた。だが、製造責任を問う声はなく、逆に同型船の事故で、最後まで船にとどまった日本人船長らの行動に注目。日韓の救難体制の差も盛んに論じられ、「日本を見習え」との指摘が出ている。今回の事故は、はからずも歴史問題での「反日」とは違う韓国人の対日観を浮き上がらせている。

■「日本ならこんな事態には…」番組延期に謝意

 「日本なら今回の事態は起きず、高校生たちもきっと生きていたのに…ああ、恥ずかしい」

 「やっぱり日本! 本物の海洋先進国らしい。韓国より数十年先を行く理由がある」

 韓国のウェブサイトにアップされた動画について、ネットユーザーからのこんな韓国語のコメントが並んだ。日本の報道番組で放映された、客船を模した模型をプールに浮かべ、過積載で急旋回すれば、転覆する様子を実験した動画だ。

 ネットユーザーらは「こんな科学的な実験を放映するのも日本ならではだ」と称賛した上で、「認めたくはないが、わが国も海難対策について日本から学ぶべきなのは確かだ」などと書き込んだ。

 番組対応についての意外な反応もあった。テレビ東京がアニメ番組「ポケットモンスターXY」の24日の放映を「沈没した客船の場面がある」として延期したことを伝えるニュースに関し、「配慮に感謝する」というコメントに続いて「わが国のテレビ局も見習うべきだ」という書き込みが見られた。

 セウォル号が日本で製造された「中古船」だったことは、韓国で繰り返し報じられた。

 ただ、製造過程に問題があったと詮索する報道はほとんど見当たらず、「造船大国」といわれながら、効率性から商船ばかりに傾注してきた韓国の造船業界を問題視。韓国紙の朝鮮日報はコラムで「乗客が安心して乗船できる旅客船を開発できなければ、本当の造船大国とはいえない」と批判した。

 

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