習政権の暴走にASEAN「反中」で結束も 蛮行の背景に海軍の権力争いか (1/2ページ)

2014.05.08


南シナ海で、ベトナム船(右)を放水銃で攻撃する中国船(左)。中央は中国海警局の船=7日(ベトナム沿岸警備隊提供・AP)【拡大】

 習近平国家主席率いる中国が自滅の道を歩み始めた。ベトナムと領有権を争う南シナ海で、強引に石油掘削を始めたうえ、ベトナム船を追い払うために中国公船が何度も体当たりしたのだ。ベトナム当局は「報復もあり得る」とけん制しており、米国務省も「挑発的だ」と強く非難した。南シナ海で同様の領有権問題を抱えるASEAN(東南アジア諸国連合)諸国が、今回の暴走をきっかけに「反中国」で結束する可能性もある。

 南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島近くの海域が熱くなっている。中国公船は今月2日から7日にかけて、掘削中止を求めるベトナム船に意図的に何度も体当たりしたり、激しい放水を加えるなど、暴力的威嚇を繰り返しているという。ベトナム当局によると、同国側の船員6人が負傷、8隻が損傷した。AP通信などが伝えた。

 公開されたビデオ映像を見ると、2010年9月に沖縄県・尖閣諸島沖で、中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりした映像と酷似している。「力による現状変更」を狙う中国の体質がよく分かる。

 中国側は2日に掘削設備を現場海域に搬入。3日には一方的に「掘削活動の実施」を発表し、掘削地点から半径3マイル(約4・8キロ)以内への外国船の進入を禁じると通告した。

 これに対し、ベトナムは問題の海域が自国の排他的経済水域(EEZ)であり、「主権侵害だ」として設備の撤去などを要求。海上保安船など約30隻を現場海域に送ったところ、掘削設備の護衛に派遣された中国船約80隻の一部が仕掛けてきたという。

 

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