韓国社会で広がり続ける“デマの病巣” 朴氏謝罪も沈没事故は収束せず (1/2ページ)

2014.05.31

 かつてない大惨事となった韓国の旅客船「セウォル号」沈没事故。朴槿恵(パク・クネ)大統領(62)は国民に謝罪して国家体制の改革に乗り出すことを宣言したが、社会の動揺は収まる気配がない。インターネットを中心に事故をめぐるデマが次々と流れ、新たな問題を引き起こしている。

 「今度の事故にまともに対処できなかった最終責任は大統領である私にあります」

 涙ながらにこう謝罪した朴大統領。真相究明委員会を立ち上げ、海洋警察庁の解体と新機構「国家安全庁」に統合することを示し、「必要ならば特別検察官を導入してすべての真相を明るみに出し、厳重に処罰する」とも述べた。

 大統領が自ら謝罪するという異例の事態に発展したものの、いまだに混乱が続いている。

 事故直後、偽ダイバーの女(26)がテレビ局でデタラメの情報を流して大騒ぎになったが、同様のケースが後を絶たないのだ。

 「一度に大量の遺体を収容すると騒ぎになるので、わざとゆっくり作業している」とニュースサイトにコメントした37歳の女性が在宅起訴されたかと思えば、50歳の男性は「軍事演習で(セウォル号が)航路変更させられた」との事実無根の情報を捏造画像とともに流布し、検挙された。

 保守系の女性政治家はツイッターで「政府批判の追悼集会に参加した人が、日当6万ウォン(約6000円)もらっていた」と発言し、マスコミに取り上げられるなど注目を集めたが、ほどなく「事実でなかった」として謝罪して書き込みを削除した。

 

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