中国首相の欧州歴訪「傲慢な態度」「植民地の総督のよう」 英各紙が皮肉

2014.06.24

 中国の李克強首相が22日、6日間の欧州歴訪を終えて帰国した。欧州では、中国の大型経済協力を歓迎する声がある一方、中国の態度に対して傲慢だとする声や、中国の人権問題に触れなかった英国政府に批判が集まるなど複雑な反応を見せている。

 フィナンシャル・タイムズ紙は、中国側が、李氏とエリザベス女王との会見を強要したことや、李氏の英国到着時に空港で用意された赤じゅうたんが3メートル短かったと文句を言っていたことを明らかにし、英国が中国側の「傲慢な態度」に耐えていると伝えた。

 一方、英国のキャメロン首相は、李氏の滞在中、液化天然ガス(LNG)の対中輸出など総額140億ポンド(約2兆4000億円)超の契約にこぎ着けた。

 しかし、英各紙はキャメロン氏のこうした功績ではなく、同氏が李氏との会談などで中国の人権問題を取り上げなかったとされる点を問題視した。ガーディアン紙は、キャメロン氏が共同記者会見で、今年、発生から25年を迎えた天安門事件に触れなかったと指摘。李氏について、「新たな世界秩序に歓喜」し「新たな属国に気前よく金品を与える植民地の総督のようだ」と皮肉たっぷりに伝えた。

 

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