中国、日米分断工作に失敗 日本にスリ寄り 首脳会談にシグナルも油断は禁物 (1/3ページ)

2014.07.04


元歌手の彭麗媛(ほう・れいえん)夫人(右)とともに訪韓した習近平国家主席。対日姿勢に変化の兆しも(共同)【拡大】

 中国の習近平国家主席が3日から、韓国を国賓として訪問している。朴槿恵(パク・クネ)大統領を取り込み、日米韓3カ国の連携にクサビを打ち込む狙いだが、一方で中国政府は日本にすり寄る姿勢も見せている。国際社会での孤立や経済苦境、日米分断工作が失敗したことなどが背景にあるとみられ、共産党幹部からは、北京でAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が開かれる11月に、日中首脳会談の実現を目指す発言も飛び出した。中国の真意は一体どこにあるのか。

 「中国としても歩み寄りの雰囲気をつくりたい。双方が努力して会談を行うぞという雰囲気が大事だ」

 中国共産党の王家瑞中央対外連絡部長は先月23日、訪中した社民党の吉田忠智党首との会談で、11月の日中首脳会談に意欲を示した。

 安倍晋三首相が昨年12月、靖国神社を参拝した際は、「中国の指導者も、(安倍首相と)会うことはできない」(外務省の秦剛報道官)と断言していた。安倍首相を入国禁止のブラックリストに載せるべきだとの主張もあったことを考えれば、王氏の発言は軟化のシグナルといえる。

 これだけではない。太田昭宏国交相は先月26日、安倍内閣の閣僚としては初めて北京を訪問し、劉延東副首相と会談した。自民党の高村正彦副総裁も5月4日に北京で唐家●(=王へんに旋)元国務委員と北京で会談し、唐氏は翌月に日本を訪問した。

 安倍首相は一貫して「対話のドアは常に開かれている」と呼びかけてきたが、中国側は国際会議でことあるごとに安倍政権批判を繰り返してきた。なぜ、中国は態度を急変させたのか。

 

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