【中国ネットウオッチ】外資たたき? やらせ? 飛び交う陰謀説 期限切れ鶏肉問題 (1/2ページ)

2014.07.28


 「上海福喜食品」の工場内にある、食肉製品の生産ライン=20日、中国上海市(新華社=共同)【拡大】

 中国上海市にある食肉加工会社「上海福喜食品」が7月中旬、マクドナルドなど外資系大手ファストフード店に期限切れの肉を使用した商品を供給していたことが中国メディアに報道され、食の安全問題への関心が一気に高まった。中国国内のインターネットに「もう何も食べられなくなった」といった不安の声が多い一方、「食の安全問題で外資系だけがクローズアップされるのはおかしい」「政府の陰謀かもしれない」といった意見も寄せられた。

 一連の不正が明るみに出たのは「上海福喜食品」の従業員の内部告発がきっかけだったという。上海市のテレビ局のスタッフが同社の臨時従業員として3カ月に渡って潜入取材し、半月近く過ぎた鶏肉や鶏皮を混ぜて出荷したり、床に落ちた鶏肉を肉棚に戻したり、期限を7カ月も過ぎた牛肉を使っていたなどの衝撃の映像をカメラにおさめた。

 上海福喜食品は米国の食品卸売会社OSIグループの中国法人で、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン(KFC)など多くの外資系大手ファストフード店に食用肉を供給していた。これらの企業は「慶豊包子」などの中国の民族系ファストフード店と比べて、値段は高いが、食品安全問題で良好な企業イメージがあった。都市部の若者などを中心に人気を博し、近年中国で営業規模を拡大させている。

 今回の上海テレビの報道を受けて、インターネットでこれらの企業に対する非難が殺到した。「中国人をばかにしているのか」「外国系企業を中国から追い出せ」といった書き込みが多く寄せられた。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。