習主席を背後で操る黒幕の正体とは… 中国「仁義なき抗争」に突入 (2/3ページ)

2014.07.31


2012年11月の共産党大会で揃い踏みした(左から)胡錦濤、習近平、江沢民の各氏。表情は穏やかだが熾烈な権力闘争を演じている(ロイター)【拡大】

 中国版のツイッター「微博(ウェイボ)」では、中国のVIPを診察する北京の人民解放軍総医院(301病院)で、江氏が揮毫(きごう)した看板が29日に取り外されたとの噂が出回っているほか、息子を連行された郭氏が女装して上海の空港から国外逃亡を図ったとの説まで浮上している。

 国家主席に就任して2年にも満たない習氏が、ここまで大規模な権力闘争を仕掛けた理由は何か。

 中国事情に精通する評論家の石平氏は「背後にいるのは胡錦濤氏だ。胡氏は国家主席在任中に江沢民派からいやがらせを受けた恨みがある。警察・治安に影響力がある周永康氏も、軍を握っていた徐才厚氏や郭伯雄氏も現役を引退した。胡氏はこれをチャンスとみて、習氏をけしかけて江沢民派を追い落とさせている」と分析する。

 胡氏といえば、改革志向が強い「中国共産主義青年団(共青団)」出身者で構成するグループ(団派)のリーダー。共産党高級幹部の子弟らの「太子党」を権力基盤とする習氏とは相いれない立場だが、江沢民派の影響力をそぐため「敵の敵は味方」とばかりに手を握ったということか。

 しかし、江沢民派つぶしに成功すれば、次は太子党と団派の抗争が勃発する可能性もある。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。