長崎県市長会議を韓国・釜山で開催するワケ 仏像盗難問題あれど経済事情が… (1/2ページ)

2014.08.11


海神神社の「銅造如来立像」【拡大】

 長崎県市長会議(県内13市長が参加)が8月20日、韓国・釜山市で開かれる。同会議の海外開催は初めてで、提唱したのは同県対馬市の財部能成(たからべ・やすなり)市長だという。対馬市といえば、国指定重要文化財などの仏像が韓国人窃盗団に盗まれ、発見されたが2年近くも返却されないままだ。どうして韓国で開催するのか。

 「対馬市は釜山市影島区と、長崎県佐世保市は釜山市西区と姉妹都市提携をしている。釜山市には親日派も多く、市長会議後には、釜山市の16区長との交流会も予定している。日韓が理解しあえるきっかけになればと思う」

 対馬市の担当者はこう語る。

 だが、対馬市といえば2012年10月、海神神社の国指定重要文化財「銅造如来立像」や、観音寺の県指定有形文化財「金銅観世音菩薩坐像」などが韓国人窃盗団に盗まれた。その後、仏像2体は韓国で発見されたが、「倭寇が略奪した」という訴えを受け、韓国・大田地裁が返還差し止めの仮処分を出し、いまだに返還されていない。日本や対馬市をバカにした対応といえる。

 この件について、前出の担当者は「現状では、仏像盗難問題は解決の見通しがつかない。われわれは1万7000人分の署名も集めた。東京の駐日韓国大使館にも直談判に出向いた。しかし、韓国は『裁判中だから』と動く様子はない」と説明する。

 財部市長が「長崎県市長会議の韓国開催」に動いた背景には、50キロ離れた韓国に頼らざるを得ない、同市の経済事情が垣間見える。

 

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