二日市保養所の医務主任、橋爪将氏は46年6月10日付の現状報告書に次のように記している。
「不法妊娠ヲ地区別ニ分類スルニ北鮮二十四ニシテ最多、南鮮十四、満州四、北支三ノ順ニシテ鮮人ニ因ルモノ二十八、ソ連人ニ因ルモノ八、支那人ニ因ルモノ六、米人ニ因ルモノ三、台湾人、比島人ニ因ルモノ各一ナリ」
日本女性に暴行を加えた者の、圧倒的多数は南北朝鮮人だった。朴槿恵(パク・クネ)大統領はこのような歴史の事実こそ直視すべきだろう。
保安隊による暴行虐殺も「北朝鮮側の話」では済まされない。大韓民国憲法第3条(領土)は「韓国の領土は韓半島(朝鮮半島)および附属の島嶼(とうしょ)」と明記してあり、北朝鮮も韓国の領土のはずだ。
■松木國俊(まつき・くにとし) 1950年、熊本県生まれ。73年、慶応大学を卒業し、豊田通商に入社。直後から韓国担当を務め、80〜84年、ソウル事務所に駐在する。秘書室次長、機械部次長を経て、2000年に退社。松木商事を設立する。韓国問題を長く研究しており、「慰安婦の真実国民運動」幹事長。著書に『ほんとうは、「日韓併合」が韓国を救った』『こうして捏造された韓国「千年の恨み」』(ワック)など。