【外信コラム】韓国偉人伝ベスト5に入る愛国少女に“親日疑惑” 研究結果で大モメ

2014.09.13

 韓国でNHKにあたるKBS(韓国放送公社)は先の「セウォル号沈没事故」で、政府寄りの報道をしたと不満の野党系労組によって社長が追放されたが、今度は最高機関の理事会の理事長が“親日的”と非難され大騒ぎになっている。

 新理事長は歴史学者出身で、女性ながら駐ロシア大使などを経験した保守派の李仁浩(イ・インホ)さん(78)。労組や野党陣営は、儒学者だった彼女の祖父が日本統治時代に親日団体に加わり戦争協力を主張したと非難。そんな家系の人物をKBSのトップにしていいのかと野党系理事が理事会をボイコットし紛糾している。

 韓国はいまなおこんなことでカンカンガクガク精力を尽くしているのだが、もう一つやはり“女性問題”でもめている。韓国偉人伝でベスト5に入る抗日愛国少女、柳寛順(ユ・グァンスン)の“親日疑惑”だ。新しい高校歴史教科書で彼女の記述が消えたのがきっかけだが、彼女は出身校の梨花女学校が自分たちが親日派だったことを隠すために、戦後になって“母校の英雄”として作り上げた人物だったという研究結果の影響だとか。

 これに対し保守派は、「左派系のでたらめな研究」といって一斉に反発。「柳寛順復活」のためには歴史認識を一本化した元の国定教科書に戻すべきだ、といった議論にまでなっている。(黒田勝弘)

 

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